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「人新世の資本論」あっちゃんのYouTube大学解説ver②

2021 5/01
「人新世の資本論」あっちゃんのYouTube大学解説ver②

前回は、「人新世の資本論」の前半部分をまとめてみました!

今回はその後半部分、

ではわたしたちはどこを目指していけばいいのか

ということをまとめていきたいと思います!

目次

いまこそマルクスだ!

そして、本のタイトルにある、「資本論」のマルクスの登場です!

いまこそマルクスの方法で解決しよう!という提案なのです。

マルクスの考えを取り入れたのが共産主義。つまり、過去のソ連でした。

けれど、ソ連はマルクス考えをそのままやったわけではないのです。


実は、マルクスはコモンの民営化を目指していたのです。

マルクスの理念≒ソ連の方法ではない。

では、「コモン」とはなんなのでしょう?

コモンとは、みんなにとって必要不可欠なサービスのことをいいます。

例えば、水、電気、教育、医療などですね。

それらを国ではなく、企業が利潤追求のために運営するのではなく、

市民が適切に協議しながら運営していこうとするのがコモンです。

バルセロナのフィアレス・シティ

バルセロナに「フィアレス・シティ」=恐れなき街があるそうです。

なにに、恐れてないか・・・国家や企業です。

IDEAS FOR GOOD
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例えば、

・公共交通機関はこうやって運営する
・電力はこう使う
・車のスピード制限を独自に作ったり
・短距離の飛行機の廃止

とうい決まり、を市民で主導権を持って決めて運営しているのです。

国や企業からなにか言われそうな政策ですが

うちの街は環境を優先したい!と独自に決めているそう。

こうした、都市・市民レベルで環境や生命を守るための組織づくり(コモン)

これからは必要だ!ということです。

そのために必要な3つの考え

そして、ここでいまの社会を見直す考えも示しています。

必要なモノ

この本の中で斎藤さんは

ブランド・マーケティング・コマーシャルを全否定しています。

マーケティングやコマーシャルで釣り上げられた価値ではなく

本当に必要なモノだけをつくろうよ。

明らかに過剰な贅沢品は作る必要ないよね。と話しています。

必要な仕事

エッセンシャルワーカーという言葉がこのコロナ禍でも聞くようになりました。

医療従事者、保育士、介護士などの社会にとって必要不可欠な仕事をする人が

充分なお給料をもらっているのか?という問題もあります。

そうした、エッセンシャルワーカーの方々についてもちゃんと考えていかなければならいのです。

技術の共有

また、それ以外にも、技術の共有が必要だと話しています。

具体的には、GAFAなどの企業が技術を独占しているのではないか。

独占しているからこそ、より儲かるような仕組みになっている。

特に、デジタルや金融などはプラットフォームになっている、

社会にとって必要不可欠になっているのだから

コモンにして、利益追求しない組織が運営すべきなのではないか?

ということについても話されていました。

3.5%の仲間を見つける

気候ファシズム時代がくる

↑の3つの考えも、いまは理想論のように思ってしまいがちです。

けれど、いまのまま資本主義が進んでいけば

お金もちはよりお金もちに、そして環境問題はどんどん悪化していきます。

そして、お金持ちだけが生存できるエリアに莫大な資産を持って逃げ、

大半の人は死にますよ。という時代、気候ファシズム時代がやってくるのではないか、と。

大半の人が気候変動の被害を受け、

お金持ちと知識人だけがいち早く安全な場所に逃げる現実がくる。

だからこそ、過去の経験から学び、

国が一党独裁で解決しようするのではなく(過去のソ連)

企業が利益追求のために勝ち続けるのではなく(いまの資本主義社会)

市民が意識を高めて、市民が善意のもとコモン(公共サービス)をコントロール

するところにいかないと未来はないよ。ということなのです。

社会を変えるための3.5%

そういう未来が必要なのはわかりましたが、

果たしてそんなことができるのでしょうか?

でも大丈夫。と斎藤さんは話します。

99%の人を動かさなくても、3.5%の人が動けば社会は変わると。

かつてあった革命でも全ての人が立ち上がったわけではなく、

一般市民のうち、3.5%の人が非暴力的方法で社会を動かしてきました。

だから、この3.5%に入ること。この3.5%の仲間をつくることが社会を変えるための第1歩だ。

ということを最後に話しています。

まとめ

今回は、資本主義を否定して、わたしたちは具体的にどうしたらいいのか。

ということをまとめました。

一つの解決策が「いまこそマルクスである」ということです。

ソ連が参考にした、一党独裁の方法ではなく

コモン(公共サービス)をわたしたち、市民が協議してつくっていこうよ。

そのためにも、過剰にモノを作らない、エッセンシャルワーカーの見直し、

そして情報の共有なども大事だよね。ということでした。

そしてなによりも、3.5%の人が動いたら変わるから。という、少し明るい未来も

見えてくるような、内容でした。

あっちゃんの解説がとてもとてもわかりやすかった!のと同時に

最後に話していたのが

「だからといって、電気自動車や培養肉をはじめた企業を叩くのではなく

本当にそれって必要なのか?と必要なところにお金がまわっているのか?と

グラデーションで考え、意識していくっていうのが大事なのかなとおもいました。」

と話していました。

こういう話があると、0or1で考えてしまいがちで

じゃあ電気自動車もよくない!あれもこれも環境破壊だ!と思ってしまいがちですが

そうではなく、グラデーションが大事だよね。

美味しいもの、楽しいものもあって、その中で考えていけたらいいよね。

というコメントがあったのがとても素敵だなと思いました!

この本を読んだ人、この動画を見た人、これを読んでいる人で3.5%の力になり

より多くの人がながく、しあわせに生きられる社会になっていけば良いなと願っています。

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